46 大豊鉱山開発
昭和三一年七月高知県大豊町の大豊鉱山が探鉱を開始した。 十一月三日土井さん家族三人、私の家族四人、福田さん家族 三人合計十人内子供四人で小豆島に旅行した。ちょうど紅葉の 季節で観光客が多く帰りのタクシーは一台に全員乗ってかろう じて土庄港まで帰り付く事が出来た。天気が快晴でちょうど 紅葉が見頃で子供達は馬に乗ったり、猿と戯れたり、楽しい 一日を過ごす事が出来た。
小豆島 土井 石川 福田の家族
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
昭和三二年(一九五七)正月子供達と金比羅神宮、栗林公園 などを廻って楽しい正月を過した。 一月十一日土井係長がフイリピンの鉱山調査のため出発した。 鴻之舞の増淵、佐々連の土井、別子の小林の三氏が参加、 日本の電気銅はコスト高のため、海外の安い鉱源を求めて 各社が海外に出ていく模様である。 今年は水不足のため二月末まで 節電が呼びかけられた。 折角出来た金砂ダムも元の地肌を出している。
国立横河原療養所 石村嘉寛見舞い
三月二五日栗の下の結婚式に呼ばれた、写真係と言う事だった。まだ写真を始めて一年目で全くの素人同様だが、 まだ写真をやる人が少ないので引き受けてやる事にした。スナップ写真は何とか写す事は出来たが、肝心の写真は 失敗してしまった。フラッシュが同調しなかったらしい。初めての大事な写真を見事失敗して申し訳ない事をしてしまった。 五月十五日から三島~佐々連鉱業所の連絡バスが増発され六往復となった。
栗の下の結婚式出迎え
栗の下の結婚式出迎え